【ポイント】
●10月29日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Leon)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部や一部地域で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。現在、熱帯低気圧はルソン島北部から東方約600Kmの海上にあり、今後台風に発達することが見込まれています。(注:日本とフィリピンで台風の定義が異なっており、フィリピンの基準では現在熱帯低気圧とされています。)
●特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、西ネグロス州やアクラン州、アンティーケ州において、大雨の予報が出ているため、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
●セブよりマニラを経由して日本へ帰国される、もしくは日本からマニラを経由してビサヤ地域へ渡航される方等、今後被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方におかれましては、最新の気象情報を入手し、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
【本文】
1 10月29日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Leon)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部や一部地域で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。この熱帯低気圧は当地時間29日午前11時現在、ルソン島北部から東方約600Kmの海上にあり、時速10キロで西北西に進んでいるとみられます。フィリピン気象庁では、この熱帯低気圧は今後台風に発達することが見込まれるとされています。
2 特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、西ネグロス州やアクラン州、アンティーケ州において、大雨の予報が出ているため、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
3 セブよりマニラを経由して日本へ帰国される、もしくは日本からマニラ経由でビサヤ地域へ渡航される方等、被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方、被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、以下の関連ウェブサイトを参考に最新の情報や現地の気象情報を収集し、被害が予想される場合は、渡航・外出を控える、または日程・移動経路や訪問地を変更するなどして、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA): https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/
4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。
・・・・・・・・・・・・・・・
○この情報は、在留届及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。情報は同居家族の方にも共有いただくとともに、同居家族の方が本メールを受信していない場合は、在留届へのメールアドレスの登録をお願いします。
○災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
在留届・たびレジ登録:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ORRnet/
(問い合わせ窓口)
○在セブ日本国総領事館
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu
City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
ホームページ: https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html