11.イニハウ・ナ・イスダ(Inihaw na isda)
フィリピンの焼き魚料理で、タガログ語で「イニハウ」は「焼く」、「イスダ」は「魚」を意味しています。
屋台で販売していることが多く、屋台の前を通ると網焼きされた魚の香ばしい匂いが漂ってきますよ。
塩をすり込ませた魚を丸々焼いたものや醤油、カラマンシーなどを合わせたタレに漬け込んで焼いたものなど様々な味付けがあり、どちらも絶品です!
12.エスカベッチェ(ESKABECHE)
ケチャップ使ったトマトベースの甘酢あんを、揚げた魚にかけた料理です。日本にも似た甘酢あんかけ料理がありますが、ケチャップを使っているのがフィリピン風。
スペイン食文化の影響を受けてきたフィリピンにはケチャップなどトマトをベースにした料理がたくさんあります。トマトの味と酸味が揚げた魚に染みこんだコクのある料理です。
13.キニラウ(Kinilaw)
キニラウは魚介や豚の耳を玉ねぎ、パプリカ、生姜などの薬味と一緒にビネガーで漬けた料理です。地域によってマグロ、サワラ、エビ、イカなど使われる魚介が変わってきます。
年間通して気温が高く、暑さで食欲が低下しやすいフィリピンでもビネガーのさっぱりとした味付けなら食欲が出てきますよ。
14.ハロハロ(Haroharo)
ハロハロはタガログ語で「ごちゃまぜ」を意味しています。
日本のコンビニでも同名の商品が売られていますが、本場のハロハロは見た目の派手さもボリュームも豪華! 縦長のグラスの中に入れたかき氷の上にフルーツ、紫芋のアイス、ゼリー、コーンフレーク、ナタデココ、タピオカをふんだんに乗せる欲張りなデザートです。
街のレストランやファーストフードで食べることができ、お店によって乗っているスイーツが違うので色々なお店を食べ比べてみるのも楽しいですよ。
15.トロン(Turon)
春巻きの皮でバナナを包み、油で揚げたフィリピンの定番デザート。カリカリに揚がった春巻きの皮を噛むと、柔らかくなったバナナが中からとろっと出てきて、甘いもの好きな人にはたまらない一品! 値段も40円程度とお手頃なので、おやつや食後のデザートとして人気のスイーツです。
フィリピンの名物料理の数々はいかがでしたか? 日本では食べることのない孵化寸前のアヒルの卵やビネガー、香草の効いた味付けは好き嫌いが分かれるかもしれません。
しかし、郷に入れば郷に従えという言葉あるようにフィリピンに来たからにはどんな料理も1度は口にして、現地の人の食文化を感じてみてはいかがでしょうか?
日本でも口にする機会があるかもしれません、その時はご感想聞かせてくださいね!